今回は、毎回登場するセレックの修復物がどのように作られているのか、その過程を紹介します。
セレックでは、修復物は専用の機械を用いて削り出すため、セラミックのブロックを使用します。
上の写真が削り出す前のブロックです。ブロックには様々な種類があり、症例に応じて選択します。
これがほぼ削り出しが完了したブロックです。セラミックを築盛して作成する場合、内部に気泡が入ることがありますが、
セレックでは気泡の混入は全くありません。
上の写真は、通常の研磨を行った写真です。技工士が不在であったり、ファーネスという専用の機械がない場合はこの状態で装着することとなります。
当院は技工士が二名常勤しており、セラミックを加工する専用の機械・材料が常備されているため、さらに加工することが可能です。
上の写真は、技工士による色付け、ファーネスを使用した艶出しを行った後の写真です。
左から、削り出し直後・通常研磨・艶出し を並べた写真です。
通常研磨と色付け・艶出しを行ったものは審美的に大きな違いがあることがよくわかります。
このブロックは院内に展示してありますので、手に取ってご覧いただけます。
お気軽に声をおかけください。