今回は、セレックによる治療法の中の間接法を紹介します。
まず、セレックによる治療法には直接法と間接法があります。
直接法とは、歯を削った当日に新しい修復物を装着する方法です。これはセレックの最大の利点であり、型どりや仮の蓋をする必要がありません。しかし、口腔内にて直接スキャンし作製するため、1時間前後の時間がかかります。
間接法とは、通常通り型どりを行い、後日再度来院時に装着を行います。装着までは仮の蓋で過ごしていただきますが、治療時間は短時間で終了できます。
間接法により型どりを行い、模型上で修復物を作成しました。
装着後の写真です。
どちらの方法で治療を行うかは、患者さんの予定や希望を伺い相談の上決定します。