今回は、以前紹介した自家歯牙移植の術後経過を紹介します。
術後約2週間、仮歯の型どり時の写真です。治癒経過良好ですが、固定は継続します。
術後約3週間、固定を解除し仮歯を装着しました。多少の動揺はありますが状態は安定しています。
また、仮歯の装着と同時に移植歯の根管治療を開始します。
その後、根管治療を継続し約6〜8か月後に最終的な被せものを製作します。
移植歯のトラブルとしては、歯根吸収というものがあり表面吸収・炎症性吸収・置換性吸収に分けられます。
これは移植後4週間〜1年の間に起こりやすいため、定期的にX線撮影を行い観察していきます。
今後の経過についてはまた紹介する予定です。