患者様は、「金属を白いものに変えてほしい」という事で来院されました。来院時の写真です。
黒く変色している金属はアマルガムという、水銀を含む合金です。
水銀が含まれるため、環境汚染や毒性の面から現在ではほとんど使用されなくなりました。
また、時間の経過とともに腐食することがあり、今回も金属の周囲にう蝕が進行していました。
治療後の写真です。
左側の金属は範囲が小さいためコンポジットレジン修復を行い、中央、右側はおなじみのセレックにて修復を行いました。
セレックは工場で均一に作られたセラミックのブロックから削り出して作るので、気泡が入る事もなく品質が良いのが特徴です。