審美歯科症例紹介

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オールセラミック

今回は、矯正後に前歯の審美修復を希望された方です。

下の写真は、当院にて矯正が終了した時の写真です。


わかりにくいかもしれませんが、よく見ると歯の表面に過去の治療で施された樹脂が入っており、表面の色がまだらになっています。
特に気にされていたのが、下の歯がすり減ってガタガタになっていることでした。
その他にも、歯の形や、隙間など、より綺麗に仕上げたいとのことでしたので、オールセラミックを用いた治療法を行っていくことになりました。

治療後の写真がこちらです。


上の歯の前歯6本をオールセラミックのクラウン(被せもの)で、下の6本の前歯はラミネートベニヤという、シェル状のセラミックを用いて治療しました。
右上の歯は、もともと3番目の犬歯が無かったため、矯正で4番目の小臼歯を3番目の位置に持ってきていました。
そのため、前から見たときに犬歯に見えるような形に仕上げました。
左右の歯の形が均等に整い、色調も含め整った口元となりました。


矯正治療後すぐでしたので、下の前歯の裏側に矯正の後戻り防止の、ワイヤーが入っています。
この方はおそらく、歯ぎしりの習癖のある方なので、セラミックの破折防止と、矯正の後戻り予防装置の機能を兼ねた装置を使ってもらい、また、しっかりと今後もメインテナンスを行っていこうと思います。

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